Reverb(リバーブ)の使い方っていろいろありますよ

Reason Reverbの設定について

そもそもリバーブとは反射音と残響音が混じった音です。

コンサートホールなどやお風呂場などの残響や跳ね返りを声や楽器に加える役割をします。

リバーブの設定について

Reasonには2種類のリバーブを利用することができます。

一つはRV-7

RV-7edit

こちらはバージョン1から利用していたReason王道のリバーブです。

つまみも4つしかないので、簡単に操作できます。

Sizeは部屋の大きさ リバーブは残響なので、部屋が大きければ「もわっ」とした音になります。

Decayは余韻 この数値が大きいほど、いつまでも残響音が残っています。

あまり大きすぎると残響が他の残響と重なるので、よろしくないです。

Dampは色々な意味がありますが、ここでは数値を大きくすると高域(高い周波数帯域)

の残響音を減らしてゆくので、柔らかい残響音になります。

Dry/Wetは原音とエフェクト音をどのくらいの割合にするのかを決めます。

MixerのFX Sendとして使う場合には、Wet側に回し切ります。

Dry(元の音)が入ってしまうと、FX sendのレベルを上げた時にドライ音も一緒に出力するので

ドライ音(元の音)が重なって聞こえるのでバランスが悪くなります。

***

*下記はReason日本語マニュアルより引用しています。

Reasonのマニュアルは1000ページ以上もあり、とっつきにくいですが、ブログでは抜粋してご紹介します。

最後のスタイル(一番左のHallと書かれている箇所)

Hall(ホール)

残響がクリアで、大規模なホールをエミュレートします。

Large Hall (ラージホール)

初期反射音を含む大きいホールをエミュレートします。

Hall 2(ホール 2)

“Hall” より明るいアタックをもつホールリバーブ

Large Room (ラージルーム)

初期反射成分が強い、大きいルームをエミュレートします。

Medium Room (ミディアムルーム)

やや硬い壁の、中規模サイズのルームをエミュレートします。

Small Room (スモールルーム)

” ドラムブース ” タイプのリバーブに適した小さめのルーム。

Gated(ゲート)

急にカットオフされるゲートリバーブ。

Low Density (ローデンシティ)

薄いリバーブで、それぞれのエコー成分をはっきりと聞きとることができます。

ストリングスやパッド に、またスペシャルエフェクトとして使用します。

Stereo Echoes (ステレオエコー)

ステレオ間で交互に繰り返されるエコーエフェクト

Pan Room (Pan ルーム)

“Stereo Echoes” にかすかに似ていますが、エコーの反復音のアタックが弱いエフェクト。

***

続いてはRV7000 mkII Reverb

こちらはEQやGateなども搭載している高品質のリバーブです。

RV7000mkII

RV7000 mkIIはRV-7と比較すると、かなり細かい設定が出来ます。

しかし、こちらは上級者という訳ではなく、一つ一つはそんなに難しい訳ではありません。

1Uラックには4つのノブがありますが、Decay、HF Damp、HI EQ、Dry/Wetは

RV-7と似ていますね。(Hi EQもDampに考え方が近い)

モジュール部分(2U部分の解説は次回です!)

両方のリバーブに共通する使い方を見てみましょう

まずは、どこにアサイン(接続)するかです。

リバーブというとギターリストなどはコンパクトエフェクターなどをイメージします。

その場合、楽器(ギター)→エフェクター→アンプと接続するのが、一般的ではあります。

そうなると、Reasonのギタートラック(インストゥルメント)の後に接続をしたほうが良いのかと思いますが、

Reasonで使用する限りではMixerのFX Sendに接続をしたほうが良いです。

理由はいわゆるリバーブなどの空間系エフェクトを何種類も使うと、

いざミックスするときに色んな残響音が残ってしまい、あまり音として良い結果にならないことが多いからです。

ですので、レコーディング(録音)するときにもリバーブをかけないで録音をした方がよいとされるのもこの事から来ていますね。

ReasonのMixerのFX Sendは最大8つまでアサイン出来ますが、リバーブは1つか2つで十分かと思います。

例えば、ドラムやギターなどの楽器類にかけるリバーブとボーカル、

コーラスにかけるリバーブに分けるなどして使ってみるとこれだけでも幅が広がります。

接続方法ですが、Master Sectionにリバーブをドラックアンドドロップすると

自動的にFX Sendにルーティングされます。

*RV-7でも触れましたがこの時のリバーブのDry/Wetの値がWet100%になっているか確認してください。
FX Sendでエフェクトを使う場合には必ずWet100%で使用します。

ドライ(元の音)が入ってしまうと、FX sendのレベルを上げた時に原音の併せて出力してしまうので、

2重の原音が出力されてバランスが悪くなるからです。

RV-7edit

続いてMixer画面の確認です。

FX sendにインサートされると、自動的にプリセット名が表示されます。

このプリセット例では

2に RV7000の「ALL 1st Hall」

3に RV-7は固定の「Reverb 1」が確認出来ます。

FX Send/Returnの各レベルは0dBとなっていますので、とりあえずこのレベルは変えない方が良いです。

レベル(エフェクト量)を変えるのは、各トラックのセンドレベルを変えた方が良いです。

mixer fx return mixer fx send

実際に音を入れてみると、リバーブがかかっているのを確認することができます。

各トラックのリバーブセンドレベルは-12dBとなっていますが、ホールリバーブではほんのりかかる感じです。

track send

リバーブがどのくらいかかっているのかを確認する方法はトラックをMUTEすると、

残響だけが残りますので、どのくらいトラックにリバーブかかっているのかの目安になりますので、お試しください。

リバーブは雰囲気作りの要素が強いので、あまり深くかけずに軽めのリバーブから初めてはいかがでしょうか?

Tagged on: