Reason Mclass Compressorからコンプを考えてみる

Compressor

Reasonに搭載されているCompressorを考えてみたいと思います。

コンプレッサーとは「バラバラのレベルを均一化」するというのが大前提で作られたエフェクターです。 

使い方が不慣れだった頃には、圧縮しすぎてパリパリの音になっていました。。

その後、色んな機材やソフトウェアを触ることで、理解を深めて来ました。 

どのマニュアルに書かれている内容も確かに合っていて、Reasonのマニュアルも

書かれている内容はその通りなのですが、長い間理解が深まらなかったです。

そこで私の経験を元に話を進めたいと思います。 

まずが、一番左のInput Gainゲインですが、触る必要はありません!

入力レベルを決めるものですが、ReasonなどのDTMソフトウェアでのレベル管理はMixerにお任せしたほうが、

管理しやすいので、Inputは触らない(0dB)のままで良いです。 

入力が低いなと思ったら、必ず入力元を上げてください。(今回の例ではReDrum)

なぜそうするかというと、仮にCompのインプットゲインを上げた場合、

バイパス(エフェクトOFF)の状態と聴き比べをしたい時にこのレベル差も入ってしまうので、

バイパスにした時に音が大きくなったり、小さくなったりして比較が出来なくなってしまいます。

Threshold:この値を下げてゆくと、低い入力レベルでも圧縮し始めます。

音を圧縮っていいますと、「ボワッ」というドラムの音が「ボッ」という感じで「ワ」が

なくなります。 

「ワ」が無くなると、音が締まって聞こえます。

締りがある音の方が聞いていても良い場合にコンプを使うといっても過言ではないですね!

 

私は以前、ここをたくさん下げて利用していました。。 

その結果、「ボ」だけの音になり、「ワッ」を消したので、パリパリの音になっていました。 

設定のコツは元音に近く、「もわっ」とした部分が消えていればOKとかなと思います。

Thresholdの横に付いている「Soft Knee」ですが、簡単にいうと、クッションのような役割です。

一般的なSoftKneeですと、設定したスレッショルド値から3dB早い段階でカーブをかける機能です。 

(例えば、-15dBであれば、-18dBから緩やかにカーブをかけるイメージです。)

下記図はHard/Softの2種類が表示されていますが、

ReasonのCompressorで選択出来るのはSoftKneeになります。 

通常ですとHard Kneeの地点でコンプレッサーがかかるのですが、SoftKneeをONにすると、

クッションが働き(黄色の部分)、緩やかにThresholdに向かうことができるので、

無理な音のつぶし感が無くなります

引用元:http://pakotec.com/blog/the-basics-of-the-audio-compressor/

ただ、人によってはSoftKneeをかけると、変な音になる(デジタル処理音)という方もいるので、On/Offをしてあまり変わりが無いようであればOFFにしておいた方がよいです。

*どのエフェクトや設定にも共有することですが、過剰にエフェクトやパラメーターをいじってもその分デジタル処理を施しているので、音の加工に対して負荷をかけていることになりますので、過剰に機能を使用しないことが必要になってきます。

*プラグイン・エフェクトの断捨離ですかね(笑)

Ratioは比率です。 

1:1は上記の図ではUncompress(圧縮しない)ので、1:1以上にする必要があります。

2:1では入ってきたでいくつかというと、(1/2)50%を圧縮するので、

-10dBの信号でThresholdが-20dBに設定している場合には、半分の音が圧縮されるので、-15dBとなります。

4:1であれば、更に半分(1/4)になりますので、-17.5dB

8:1であれば、更に半分(1/8)なので、-18.75dB

16:1であれば、(1/16):-19.375 dBになるので、スレッショルドレベル-20dB

とほとんど変わらなくなります。

∞:1というのは、リミッターです! 

リミッターはそれ以上の音を出さないようにする設定なので、-20dBに設定していれば、それ以上の音が出なくなります。

(実際には漏れていますが、、*こちらは演算処理アルゴリズムの問題です。)

下記はWeb上で見つけたイメージ図です。

引用元:http://www.practical-music-production.com/images/audio-compressor.jpg

入力レベルに応じて比率を変更してください。

例:Thresholdが-20dBの場合

例1:入力レベルが高い場合(-4dB)では、4:1とか6:1などから調整をしてください。

例2:入力レベルが低い場合(-15dB)の場合には、8:1から上20:1などにすると良いです。 

理由はスレッショルドとの関連性です。 

スレッショルドはコンプレッサーがかかるレベルの設定です。 

スレッショルドと入力レベルの差が大きいと圧縮率が高くなるので、パリパリの音になってきます。

(この事実を長らく知らなかったので、音作りでだいぶかっこ悪い音を出していました。。)

Side Chain:今回は省略します。 

マニュアルにかなり細かく書かれているので、時間がある時にやってみます。 

音作りではなく、他の音へのトリガーにみたいな役割をします。

Attack:コンプレッサー(エフェクト)がかかる(反映)される時間を設定します。

ドラムキックなどは短めのアタックタイムが一般的です。 キックなどでアタックタイムを遅くすると、「もたつきます。」 

グルーブ感を持たせるのは一つの方法ですが、グルーブReasonにはReGrooveという機能があるので、そちらを使ったほうがよいです。 

ですので、Reasonのコンプレッサーのアタックタイムはほとんどのインストゥルメントでは短めの設定で良いと思います。

Release:こちらはスレッショルドレベルよりも低くなった時にコンプ効果がなくなる時間を設定になります。

MClassコンプでは12時の位置は320ms(0.32秒)ですので、500ms(0.5秒)くらいで違和感がない音であれば、その間に設定すれば良いかと思います。 

Adapt Releaseは自動リリース機能でReleaseで設定した値を元に入力された音に応じて自動的に調整をしてくれる機能です。(Redrumのように複数の音が入るインストゥルメントでは気持ちの問題ですが、ONにしておけば安心出来ますね!)

最後にアウトプットレベルですが、Input Gain同じように0dBのままにしてください。

理由はバイパスにした時に音量が変わってしまって比較が出来ないからです。