シンセサイザーの音作りをThorで試してみる(オシレーター編)

数多くのシンセサイザーのプラグインがあるのですが、基本となるオシレーター部分をしっかりと把握する

シンセサイザーの歴史は40年近くになり、現在ではハードウェアとしてではなく、ソフトウェア上で操作するものがほとんどになってきました。

その理由としてデジタル機器は演算処理によって音を作るため、Mac/PCなどと同じようなコンピューターで音を作るため、わざわざハードウェアを作る必要性が低くなってきたからであります。

現在も数多くのシンセサイザーがありますが、通常1種類のオシレーターとフィルターセクションもReasonのThorは6種類のオシレーターと4種類のフィルターで音を作るので、音の組み合わせで力強いサウンドが作れます。

まずはデフォルトの状態で音を聞いてみます

前回投稿した記事はエディットしないでユニゾンやディチューを使っての音作りでしたのでこちらもご一読ください!

ReasonのInstrumentラックは立ち上げ時になんのプリセットもアサインされないように設定することができます。

Thorのデフォルトの音を聞いてみましょう

今回のコード進行はDm9-Fmaj9-Em9-Eb9というDeepHouseでよく使われる音です。

続いてオシレーター、フィルター、エンベロープジェネレーター部分を変更してゆきます。

オシレーター部分はSawtooth(ノコギリ波)と呼ばれているものを選択、こちらはデフォルトで設定されているオシレーターでもあります。

続いてはフィルターセクション。 デフォルトではLow Passフィルターが設定されていてFREQ(カットする周波数)が2.09kHzの値に設定されていましたが、ここはもっと高い周波数帯域を出したいので14kHzあたりまで高くしました。

 

最後にAmp Env(アンプリファイアー・エンベロープ)になります。

Attack(アタック=鍵盤を押してから最大音量に到達するまでの時間)でデフォルトは1.2msとキーボードを叩いたら音が出る状態でしたが、61.5msに遅くして弦楽器特有の少し遅れて発音される設定に変えてみました。

更にDecay(ディケイ=Attackで到達した最大音量から、Sustainレベルに移行するまでの時間)は最小にしてすぐに減衰を開始します。

その次のSustain(サステイン=鍵盤を押している間出力される音量)は最大にしておいて、弦楽器特有の持続音を表現させます。

最後のRelease(リリース=鍵盤の鍵を離してから音が鳴り終わるまでの時間)は短めにして余韻を残さないようにしました。

余韻を残す場合には、リバーブやショートディレイなどを使って効果をつけます。

その音がこちらになります。

フィルターを使うとざらついた音がなくなる

音がざらついている感じがありますが、デフォルトの周波数レンジが2kHzと低かったのに対して、音のレンジを解放してあげることで音作りの幅が広がるので、これから先に編集を続けてみます。

オシレーター部分には3つまで音を重ねることができるので、アナログオシレーターを3つ加えてみました。

追加したオシレーターには別のフィルターを通して、2つのフィルターが通ったあとに3つ目のフィルターを加えて、最後にはChorusを加えてみました!

フィルターを重ねてゆくと、音のざらつきが消えてゆくので、今後は音が削れないようにうまい使い方を見つけてゆくことにします!がまあまあの音になりました。

Chorusは音をリッチにさせてくれる効果もあるので、ゆるくかけておくのが好きですね!